以前から「駅の放送がうるさい」とクレームになっていました。しかし、駅利用者の安全を考えると音量を絞ることが出来ません。
駅利用者に放送がしっかり伝わってもクレームにならない仕組みは出来ないものかとご相談がありました。
狭指向性スピーカー導入し解決
近隣の騒音対策として指向性スピーカーを納入しました。
駅ホームにのみ効率よく放送ができ、近隣への音漏れを極力抑えられる「狭指向性ラインアレイスピーカー」です。
放送音が近隣の住宅地に漏れることがないため、クレームが無くなりホーム利用者の耳だけに効率よく音が届くため、「聞こえない」などのクレームも同時に解決しました。
また、狭指向性のため音が広がらず、音が効率よく真っ直ぐ遠くまで届くため、従来のスピーカーの約半分の数で実現しました。設備点数のダウンサイジングで、保守費用などのランニングコストの削減にも貢献しました。